テングザルです。
このテングザルは、ボルネオ島固有のサルで、
このサルを見に来るだけのツアーもあるそうです。
他にも、数種類の野鳥の写真が撮れましたが、見ばえのする写真はありません。
と云うのは、川べりにはマングローブが生い茂っていて、視界がききませんが、
小鳥が、その中に入っていると、動く姿は見えるけど、全体の姿は見えない、
という状態ばかりだったのです。
ちなみに、鳥の居るところは、ほとんど船頭さんが教えてくれたので、
なんとか写真に撮ることが出来ました。
バードウォッチングの船のチャーターは初めてだったみたいですが、
さすが、大自然で暮らす住民の目は凄いですね。
船頭さんに、感謝です。
2009年5月6日
この鳥も名前は後で調べました。「アカガオサイホウチョウ」と云うそうです。
右端はクロハラアジサシのようです。
こちらは未だに同定出来ていません。
左は大きさから察すると日本のコサギと同種だと思います。右はチュウサギのような気もしますが、これでは同定出来ませんね。同じ様なサギは、探さなくても、そこら辺に沢山いたので、途中から船頭さんに直接「パス!」と云って先に進んでもらいました。
ブルネイの3日目はチャーターした船でブルネイ川の上流へ鳥探しに向かいます。
左の女の子は、現地の旅行社の昨日と同じガイドさんです。
そして、ついに発見しました。カワセミやヤマセミの仲間です。
日本では南西諸島の南部でしか記録が無い「ナンヨウショウビン」と云う名の鳥です。
でも、完全には逃げる様子もなく、好奇心があるのでしょう、
すばらくは、こちらの様子を伺っていました。
私達のボートが近づくと、さすがに「せわしい人間どもだな〜〜」って感じで、
のっそりと、移動を始めました。
この鳥は、なんと云う名の鳥か知りませんでした。
日本に帰ってから調べてみると「シロハラクイナ」でした。その後、石垣島で撮影出来ました。
だいぶ奥地に入って来ました。
この辺りから、4人が目をこらして鳥を探しました。
いつも最初に見つけてくれるのは、当然、船頭さんでした。
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くちばしの先には泥が付いています。
カワセミの仲間は崖に横穴を掘って巣にするそうなので、巣作りの途中なのかも
知れません。近くに、もう1羽いたので、多分「つがい」だと思います。
真下の川面を見つめていたので魚を見つけてダイビングするのか?と、期待しましたが
飛び込むことはありませんでした。 残念!
しかし、我々の船が近づいても、悠然としていました。
しばらくして川を低空で横断して反対側の低い位置で、すごく良い場所(マングローブの根)
に移動してくれましたが、運悪く突然のスコールが来て、これ以上の撮影は無理でした。
でも、ボルネオ島で、この写真が撮れたことに大満足でした。
これでブルネイの旅ログは終わりです!
この鳥は「ノドジロオウギビタキ」と云うそうです。
多分、巣の中には卵があるのでしょう。
私達が近づくと、始め、巣を離れましたが、直ぐに2羽で戻って来て、
それからは、1羽が巣に入り、もう1羽は近くを飛び廻っていました。
海が近い河口付近では、やはりカモメ類やアジサシの仲間が多く見かけられました。
カモメやアジサシの中には日本で見られない珍しい種類もいたはずですが、バーダー歴の浅い僕は出発時にガイドさん(現地旅行会社に鳥の専門ガイドをお願いしましたが、専門の船もガイドもいませんと云われました)にカモメの様な鳥はパスして、カワセミの仲間が撮りたいとお願いしていました。