今回もイースター島です。前回紹介したようにイースター島には猛禽の チマンゴカラカラ 以外にほとんど野鳥は見なかったと書きましたが少し語弊があったかも知れません。鳥を見なかったのでは無く、僕がモアイ像に気を取られて気が付かなかっただけなのかも知れません。
から飛び出るトビウオを捕る為に後方から船と平行に飛翔して前方に来るわけです。 だから、こちらは船の一か所で待っていると、必ずカツオドリが後ろから追いかけて来るところが写せるわけです。
何故かと云うと、トビウオは船から逃げようと船と直角方向に飛びます。その後ろをカツオドリが追いかけるので、こちらからは後ろ姿しか写りませんでした。
彼らは船の進行方向にそって飛翔し、船に驚いて飛び出して来たトビウオを狙っていました。その瞬間を捉え様と試みましたが無理でした。
そんな事で野鳥撮影は不調を極めたイースター島ですが、島の港を出ると直ぐに アオツラカツオドリ が数羽船に引っ付いて来てくれました。この画像は部屋のバルコニーから下を飛ぶ アオツラカツオドリ を撮影したものです。
もう、二度とイースター島に行くことは無いので確かめようがありませんが。ただ島を離れる直前に、たった一羽だけのハトに出会いました。
18 チリのイースター島(2)
その代わり真横から飛翔する アオツラカツオドリ を近くから撮る事ができました。 もう少し説明を加えると、空中もしくは着水後にトビウオを嘴でキャッチしたカツオドリは、その場の水面上でトビウオを飲み込むしか有りません。その間に船は前進します。船の後ろに残されたカツオドリは、又船の先端
’16,01,07
その時はもちろん単に珍しく鳥が近くに飛んで来たので撮っただけですが、良く見るとカワラバトに姿形は似ています。でも、カワラバトはヨーロッパ中心のハトですから、イースター島に元々いる訳が有りません。やはり、何処からか無賃乗船して来たのでしょう? どちらにしても、この2枚だけでは同定することは不可能だと思われます。僕のファイルの中ではイースターバトと記してあります。