モンゴルの風景 その4
ちなみに、このミニナーダムの会場の地面に咲いてる白い花はエーデルワイスです。その他、高山植物が20種近く見られた(参加者の中に詳しい女性がいました)そうです。
ゴール前の坂を駆け上がって来るところです。
一番面白かったのは、この子供による競馬です。
おおよそ2km位先からスタートしましたが、賞金が懸かっているのもだから、フライングとコース違反があったらしく、やり直しさせられました。観衆の村の大人もマジなので、主賓の我々を無視して競技に夢中になっていました。
弓射は距離別です。
僕は写真を撮るため離れた位置にいたので、どういう風に順位が決まったのか解りませんでした。少年の部の優勝者です。
決勝戦です。
二人は夢中なので、もう少しで主賓である我々に激突しそうになりました。
ウランバートルから東へ2時間行った処にテレルジと云う国立公園があります。その中の、ある村が主催したミニナーダムを見に行きました。ナーダムは祭典一般を意味しますが、中心行事は競馬と相撲と弓射の3つです。国、県、郡や村単位で行われます。
最初、その村の開催日に日程を合わせて見学に行ったのかと思ったら大間違いでした。実は、旅行社がスポンサーになって、我々のために臨時に主催させたのでした。しかし、現地モンゴルの旅行社が賞金を用意していたものだから、ミニナーダムと云えども参加者は皆、完全にマジでした。
モンゴル相撲はトーナメントです。ここから出たら負け!と云うような範囲はありません。手を着いた位でも負けではありません。完全にひっくり返さないと勝負が付きません。
帽子を預かった行司がいます。でも、無言です。争いに夢中で、遠くに離れた時や、地面に石がある時など、中央に引き戻します。試合はトーナメントでした。
中間距離の部の優勝者です。(多分)
最長距離の部の優勝者です。
賞金の授与式です。
白いシャツは村の村長さんです。プレゼンテーターは一人参加の若い娘さんです。実は、彼女が賞金を手渡すと同時に、この馬が勢いよくオシッコを始めました。連写していたので、面白い写真が撮れましたが、ひんしゅくを買いそうなので、不掲載にします。