群れの中には大きなフラッグを付けた個体もいましたが、干潮に連れて水が引いていく沖に向けて全体の群れが進むので、この子も近くに来てくれることは有りませんでした。つまり、フラッグは解読不能です。
22 山陽の干潟にオバシギの群れ!
皆が一様に下を向いて餌探しに集中しています。だから下を向いていない写真を撮るのは至難の業なのです。50〜60羽いても顔を上げてくれるのは1羽か2羽です。急いでそこにカメラを向けても、その個体は既に下を向いています。
25年4月24日 掲載
中にはこんなに真剣な個体もいました。
木屋川の河口にオバシギの群れが来ていると連絡が有ったので出かけて来ました。
殆どの個体は移動するときも顔は45度下です。
さらにこの個体の様に顔を上げてゆっくり歩いてくれるのは、本当にまれでした。
普通の鳥の50〜60羽の群れでは、必ずと云って良いほど、群れの中には異端児がいて皆と違う行動をする個体がいるものですが、このオバシギの群れにはそんな個体はいませんでした。
干潮が進むにつれて、水際が移動するので、オバシギ達も一緒に移動します。
50〜60羽の群れで、70%位は夏羽になっていました。