17 チリのイースター島(1)
前回はタヒチ島でした。今回はタヒチ島から東に進み南アメリカ大陸に向かう途中の太平洋上にあるチリ領のイースター島です。イースター島と云えばモアイ像ですよね。旅行ガイドブックにはモアイ像以外に野鳥の事など一行も書かれていません。ガイドさんに聞いてもイースター島は大陸から離れてい
そして、この子はどう見ても幼鳥です。
だから現在、このイースター島で繁殖している数少ない野鳥の一種だろうと思います。
そんなイースター島ですが僕は幸運にも ジュウカチョウ と云う小鳥に出会う事が出来ました。 もちろん後で分かったことですが、この ジュウカチョウは本来の生息地であるチリやアルゼンチンでも今は出会えるのは難しいと云うことです。
あ、鳥がいた!と思ってカメラを向けるとモアイさんの頭にも チマンゴカラカラ です。
そう云えば、何処にいっても野鳥には和名が付いていますが、チマンゴカラカラは和名ではなさそうですね!
そのお陰で今ではネズミの居ない観光地になっていますが、その代わりこの チマンゴカラカラ 以外野鳥はいないのではと思うほど、他の鳥は見ませんでした。
これでもハヤブサ科の猛禽です。
チリやアルゼンチンやブラジル辺りでは普通種らしいです。そのハヤブサ科の猛禽が何故イースター島に多いかと云うと、昔イースター島にはネズミが大繁殖していたのでネズミ捕りとして人間が連れて来たそうです。
るので珍しい野鳥はいないでしょう?と云う事でした。実際目に付く野鳥は、ほぼ、この チマンゴカラカラ だけでした。
’16,01,07
実際、ネット上でも関連した日本語の記述は少ししか有りません。南米大陸から3800kmも離れているので、このような小鳥が渡って来ることは考え難く、やはり船に乗って本国チリから無銭乗船して来たのでしょう?