ホテルからサハラ砂漠の入り口にある「メルズーカ砂丘」まで、
ランドローバーの4WDで1時間弱かかりました。
ここからはラクダに乗って砂丘の高台を目指します。
”ごちそうさんでした!” な〜〜って云えないライオンですが、
このライオンは、アトラス山脈中腹にあるモロッコで唯一の高級避暑地「イフレン」と云う町の守り神でした。トイレ休憩をさせてもらった町での一コマです。
サハラ砂漠を堪能した私達のバスは「エルフード」を離れ、
世界最大の迷路と云われるメディナ(旧市街)の町「フェズ」へ向けて出発しました。
サハラ砂漠はアトラス山脈の南側で、「フェズ」の町は北側です。
だから、再びアトラス山脈を越えて行かなくてはなりません。
そして、ここは標高2178mの峠です。
「エルフード」の宿泊したホテルに飾ってあった「サハラ砂漠のバラ」と云われるものです。もともと透明な結晶である石膏に砂が付着して出来ているそうですが、
どうしてこんな風になるかは、まだ、科学的な解明は出来ていないそうです。
サハラ砂漠の砂は鉄分を含んでいるので赤い色をしているそうです。
この後、緩やかにアトラス山脈を下って夕刻に「フェズ」のホテルに到着しました。
世界遺産「フェズ」のメディナの様子は次のシリーズ5にアップします。
私達のグループのみんなが写真を撮るために羊に近ずくと、シープドックが何気なく羊と私達の間に入って来て警戒していました。
朝日は完全に上がりました。
私達が砂丘の峰にいたのは、たったの30分位です。
一日ここにいれば又違ったサハラの景色が見れるかも知れませんが?
影は帰り道のラクダの上から写真を撮っている僕です。
サハラ砂漠の砂丘の上までラクダを引いてくれた「ベルベル族」の若者です。
なかなかイケメンなので、グループの女性軍に人気がありました。
朝日が上がった瞬間だと思います。
空が少しづつ白み始めました。
私達が乗って来たラクダ達はおとなしく待機です。
ラクダ乗りに少し慣れたので、片手で写真を撮ってみました。
定かではないですが、星もしくは雨粒の様に見えるモノは、
写真に写りこんだサハラ砂漠の砂の粒子ではないかと思います。
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”可愛い子だな〜!食べちゃうぞ!”
ちょうど峠で一休みのためバスが止まっていると、
羊の群れが道路を横断して行きました。
これも、ラクダの上から撮った帰り道の写真です。
モロッコ シリーズ4 サハラ砂漠
2009年10月30日
縦筋は私達が座布団代わりの絨毯を使って滑り降りた跡です。
うちのカミサンは、子供の様に足跡の無い砂の上を歩き廻っていました。