手前に写っているのは、浴場跡です。
ローマ人はお風呂好きだと云うことは周知の通りですが、
ここモロッコでは、暑いので水風呂に入っていたそうです。
一つの窪みに一人ずつ入っていた様です。
正面は、217年にカラカラ帝がこの町に何か?をしてくれたので感謝の気持ちを
捧げて建造された「カラカラ帝の凱旋門」です。
「カラカラ帝の凱旋門」
「フェズ」を出発したバスはモロッコの首都である北大西洋に面した「ラバト」に向かいます。
途中「ヴォルビリス遺跡」と云う、北アフリカにおける古代ローマ都市の最も保存状態の良い遺跡として世界遺産に登録されています。その遺跡は荒野の中の丘の上に忽然と現れました。
内容については、写真を撮るのに夢中で現地ガイドの説明を聞いていなかったので、
僕には説明出来ません。 写真だけを掲載します。
この後、私たちのバスは世界遺産の古都「メクネス」とモロッコの首都「ラバト」に寄って最終地「カサブランカ」に帰りました。
つまり私たちが飛行機で最初にモロッコに降り立ったのは北大西洋に面した
「カサブランカ」でした。そこから専用バスに乗り、反時計回りでモロッコのほぼ中央を横切るアトラス山脈を横断し南部の砂漠地帯を東に進み再びアトラス山脈を越えて北側の都市部を通って「カサブランカ」に帰って来たわけです。