07 近くに来すぎたミソサザイ!
そんな慌てた状態のなかでミソサザイが少し離れた場所に移動してくれました。 しめた!と思いましたが移動した処は公園の木々を剪定した枝等の仮置き場でした。
目を離さないでレンズのスライドを動かす器量が僕には有りません。出来るのはシャッターボタンから指を一度離して、もう一度押し直す、と云う能の無い事を繰り返していました。
25年2月3日 掲載
100〜400の古いズームレンズなので距離の長短によってピント合わせの速さが2段階になっています。通常は長い距離にしていますが被写体が近い場合は可動スライドを動かさないとピント合わせが早くなりません。しかしミソサザイの様に動きの速い小鳥を撮るときはファインダーから目が離せません。
そうこうしている内にミソサザイは「もう、これぐらいでいいだろう!」 と云わんばかりに元来た右に飛び去りました。
なのでつい左を見ていたら突然ミソサザイが右からやって来て僕の直ぐ左の木に止りました。距離は4m位です。慌てて手持ちのカメラを向けてシャッターを押しますが近すぎてピントが合いません。
去年の暮れに下関の公園内道路を車で走っていたら目の前をミソサザイが横断して左のブッシュの中に止りました。慌ててカメラを持ち出しましたが左上の林の中に消えてしまいました。
そのことを根に持っていて3日前(1月31日)リベンジに行きました。ミソサザイの消えた林で待っていると最初にエナガの群れがやって来ました。
今度はブッシュの中にいる様なもので手前の小枝にピントが合ってミソサザイを綺麗に捉えてくれません。
続いてリュウキュウサンショウクイが単独で林を通過して行きました。その後は2羽のシジュウカラがじゃれあうようにやって来てしばらく留まっていました。その又後にはメジロの群れがせわしなく通過して行きました。何故か皆、左から右へと流れて行きました。