12 おっとりすぎるトラツグミ!
2025年3月14日 掲載
獲物が見つけたらトラちゃんはこちらに突進して来る事もあるので、じっと我慢が最良の撮影方法ですね。
でも、一直線に移動するわけではなくて、獲物がいる方向に右に行ったり左に行ったり、はたまたバックしたりで林の中では見えなくなることもありますが太陽方向を考えて、こちらはトラちゃんに合わせて動かないほうが良いですね。
今季やっと撮影出来たトラツグミです。
毎年、下関の尼寺に逗留する個体だと思われますが、今季も去年の12月には観察情報が入っていたので、今期は既に5回もポイントを訪れましたが、全て空振りでした。
次ページ
ホーム
トップ
でも、鳥の写真は真正面は必要無いのですが、近くに来ると、ついシャッターを切ってしまいます。結局、この子とは30分以上付き合いましたが、カメラを持つ腕が疲れきってしまったので、愛想の良いトラちゃんを紅葉林に置いて帰りました。
トラちゃんは餌を見つけると、サササッと移動して地面から何かをパクリと口に入れると、その場で顔を上げ動かずに次の獲物を探します。だから非常に撮影がみやすい種類です。
即、近づこうとしましたが、トラちゃんは谷の一番下から上の方に上がってこようとしていたので、僕はその場に留まってトラちゃんの様子をうかがっていました。
今回も又空振りか! と思いながらゆっくりと谷を降りていたら、紅葉林の木と木の間から、ちらりとターゲットが見えました。
6回目の訪問でやっと撮影することが出来ました。尼寺の広い敷地の中でも紅葉林の中にいた! と云う情報で、そのもみじ谷に直行して一番下側からゆっくりと上がりながら探しましたが見つかりませんでした。