13 一人ぽっちのコクガン!
2025年3月17日 掲載
「そっちも安全なんだな、じゃ、付いて行こうっと!」
「ここら辺りまで来たら、もう安全だな!」

因みに私はコクガンが沖に居る時から一歩も動いていません。決して驚かしてもいません。コクガンが自分から近づいて来て、勝手に不安になって沖に行っただけです。ただ、カメラ機材が古いのでシャッター音が気になったカモ?
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「おっ!待てよ、近くで人間の匂いがするぞ、ヒドリガモの夫婦もいつの間にか、いないじゃないか!!」
「おい!、そっちは砂浜だろ、人間がいて危ないんじゃないか?」
「もっと沖に行かなくっちゃ!」
「しかし急がなくっちゃ!」
「じゃあ、一口だけでも綺麗な真水を飲んで行こおっと!」
「でも、真水の匂いがするぞ、川があるみたいだな?それはありがたい。真水の方が油が落ち易いカモな!!」
「一人ぽっちの北帰行は寂しいな!
その上、玄界灘辺りで油まみれになるし、でも、ここの漁港は海水も綺麗だし、栄養になる海藻もあるし、少し、ここで休んでいくか?」
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「川の水もどんどん流れて来るし、あ〜〜気持ちが良い!」
「俺も逃げなくちゃ、せっかく見つけたオアシスなのにな〜〜!」
「えっ!ヒドリの夫婦はいつの間にか沖に逃げてるじゃないか、やばいよ、これはやばいよ!」
「砂浜の砂も綺麗だし、川の真水も綺麗だし、本当にありがたいな〜〜」
「そんなに早く移動するなよ、こっちは長旅と油まみれで疲れてるんだから!」
「おっ、ヒドリガモの夫婦も、岸に近い処で海藻を食べてるので安全そうだな!」